JavaScript学習 準備編
001 JavaScript学習の準備 - YouTube (4分27秒)
JavaScript学習の準備として、前提知識を簡単に復習したいと思います。
準備(PC、インターネット、プログラミングの基礎知識)
- コンピューターの仕組み
- インターネットの仕組み
- プログラミングの基礎知識
コンピューターの仕組み
コンピューター(computer)とは、日本語で「電子計算機」のことです。
CPUという電子部品によって、2進数(0と1)の足し算や引き算を超高速で計算できます。
単純な処理の積み重ねによって、複雑な処理もいろいろできちゃう便利な機械です。
(参考)
インターネットの仕組み
インターネット(Internet)は、世界中のコンピューターをつなぎ合わせた「情報通信網」です。
有線のケーブルや無線の通信によってつなぎ、主に「TCP/IP」という通信方法によって、データをやりとりします。
インターネットを使えば、誰でも世界中に情報発信できますね!
(参考)
インターネットの仕組み|インターネットを使ったサービス|基礎知識|国民のための情報セキュリティサイト
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プログラミングの基礎知識
人間がコンピューターへ指示を出す「命令」を「プログラム」といいます。
(「pro」=あらかじめ、「gram」=書かれたもの)
プログラムを書くための言語は、「プログラミング言語」といい、JavaScriptもその一つです。
(参考)
●データと処理
プログラムは、
・データ
・処理(計算)
という2つの構成要素から成り立っています。
プログラム → 「データ」+「処理」
●入力と出力
データと処理の関係は、
(1)データの入力 → (2)処理 → (3)データの出力
という関係になっています。
例えで言えば、製麺機のような仕組みです。
●プログラミング・パラダイム
この「データ」や「処理」を扱いやすくしようとして、いろんな人がいろんな方法を工夫してきました。
データや処理を扱う「考え方」「方法」のことをプログラミング・パラダイムと言います。
主なパラダイムに、命令型や宣言型などがあります。
●プログラミング言語の種類
プログラミング言語の種類は、(分類方法にもよりますが)ざっくりと4種類あります。
(参考)「日経ソフトウエア」2008年3月号(p.55)
分類 基礎となる計算モデル 事例 手続き型言語 チューリングマシン C, Java 問い合わせ言語 (非手続き型言語) 関係モデル SQL 関数型言語 ラムダ計算 Lisp, Haskell 論理型言語 一階述語言語 Prolog
- JavaScriptは、命令型のパラダイムです。
- JavaScriptは、手続き型のプログラミング言語です。
●構造化プログラミング
構造化プログラミングは、手続き型言語の中で、最も基本的なやり方です。
構造化プログラミングは、基本的な動作原理が3個だけなので、使い方は簡単です。
プログラムの最小単位である「入力→処理→出力」をパーツのように並べていくと、いろんな処理ができます。
その並べ方には、「順次」「繰り返し」「条件分岐」の3種類があるよ、という話でした。
手続き型のプログラミング言語は、「構造化プログラミング」という手法によって、プログラムを書いていきます。
構造化プログラミングは、
- 順次
- 繰り返し
- 条件分岐
という3つの「構造」を組み合わせて、処理を組み立てていく手法です。
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プログラミングに必要な知識は、順を追っていけば、身に付けられるようになっていると思います。
JavaScriptは、主にブラウザー上で動くプログラムを作るプログラミング言語です。
あせらずにコツコツと、しかしなるべく短期間で、要点を学習できるように頑張りたいと思います。