毎日30分のプログラミング習慣
プログラマーのスキル向上について、「SOFT SKILLS」という興味深い本がありました。
本書の中で、jQuery作者のジョン・レシグ氏のエピソードが紹介されていました。
(p.248) 第45章 習慣を作る:コードを磨こう
私たちは繰り返し行っていることによって表現される。だから、優秀だというのは、行動ではなく習慣である。 ―アリストテレス
(p.252)
新しい習慣を生み出す
古い習慣を変えることに加えて、自分がやりたいことのために新たな習慣を生み出すこともしたい。前章では、ルーチンを持つことの重要性について話したが、ルーチンをやり続けるように仕向ける習慣に支えられていなければ、ルーチンをやり続けるように仕向ける習慣に支えられていなければ、ルーチンで大成功を収めることはできないだろう。
ルーチンを十分長い間やり続けるだけで、新しい習慣を生み出すのに成功することがある。週に3回ずつランニングとウェイトをする新しい習慣を生むことに成功したのは、2か月間ルーチンにこだわったからである。2か月たつと、自動的に曜日によって外に走りに行くか事務に行かなければならないという気分になるようになった。
新しい習慣を生み出すという例で気に入っているのは、尊敬するソフトウェア開発者、ジョン・レシグのブログポストに載っていたものだ。ジョンは、ブログ「Write Code Every Day」のなかで、毎日最低30分かけて一定量の役に立つコードを書く習慣を身に付けるまでは、サイドプロジェクトが先に進まなかったということを言っている。新しいルーチンを作り、それが習慣になると、彼の生産性はとてつもなく上がったのは。ブログポストそのものは、以下のページ(http://johnresig.com/blog/write-code-every-day/)で見ることができる。
習慣を生み出すための方法は、ルーチンを作る方法とよく似ている。達成したい大きな目標のことを考えるようにして、その方向に自分を動かしていく習慣を生み出せないかどうかを考えるのである。生産的な習慣があればあるほど、目標に向かって進むことが楽になる。
元ネタのブログ
John Resig - Write Code Every Day
日本語訳
Background processing. An interesting side effect of writing side project code every day is that your current task is frequently running in the back of your mind. Thus when I go for a walk, or take a shower, or any of the other non-brain-using activities I participate in, I’m thinking about what I’m going to be coding later and finding a good way to solve that problem. This did not happen when I was working on the code once a week, or every other week. Instead that time was consumed thinking about some other task or, usually, replaced with anxiety over not getting any side project work done.
バックグラウンド処理 毎日自分のプロジェクトのコードを書くことの面白い副作用は自分の現在のタスクが常に頭の中の裏側で走るようになることだ。 散歩に出かけたり、シャワーを浴びたり、何か脳みそを使わない活動をしている時ならいつでも、コーディングしようとする内容について考えているから、問題を解決するいい方法が見つかったりする。 これは一週間に一度とか一週間おきにコードを書く場合には起こらない。 その代わりに、他のタスクについて考えることに消費されたり、自分のプロジェクトの作業が進んでいないことの心配に置き換わったりする。
- 毎日コツコツやると、問題の解決策が見つけやすくなる。
- 作業は長時間ではなく、短時間でやるのがポイント。(要領が良くなる?)
短時間で良いから、日々プログラミングでアウトプットする習慣を身に付けたいです。