湊雄一郎さんが凄すぎる件
はてなブックマークを見ていたら、とんでもなくスゴイ人がいました!
量子コンピューターを開発しているMDR株式会社の湊 雄一郎(みなと ゆういちろう)さんという方です。
Googleの持ってきた資料には衝撃を受けました。たった一枚のスクリーンショットと、その下に簡単な一行の数式だけです。
しかし、その資料は見れば誰もが納得するもので断る人は少ないだろうなと感じさせるものでした。前日に時間をかけて資料作りに悩むいっぽう、こんな簡単な資料と数式でクライアントのほとんどを納得させられるとしたらこれはすごいことだと感じ、自分の中で考え方が大きく変わりました。
それから、自分はシステム自体だけでなくその背景に動くアルゴリズムを改善し、同じものでもより高速で精度の高い効率的なものを作った方が勝つのだと感じました。
プログラム・マネージャー補佐 | 実施体制 | ImPACT Program 量子人工脳を量子ネットワークでつなぐ高度知識社会基盤の実現
湊 雄一郎 (みなと ゆういちろう)
研究分野、テーマ
・イジングモデルアプリケーション
・量子ゲートモデルアプリケーション
Qiitaの記事を読んでみましたが、キャリアアップというかスキルの成長曲線が著しい上昇のように見えたので、スゴイ!と思いました。
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
- [マインドセット]
- [仕事]
- [教育]
- [JavaScript]
- [AI]
この人スゴイな!アイデア実現のためにINPUT(勉強)とOUTPUT(作成)を着実に実行していけるところを見習いたいです。やればできるという見本、ロールモデルが存在してたら「×できない→○できる」と勇気付けられます。
2019/03/10 07:56
アイデアを思いつくだけなら誰でもできますが、次のステップとしてそれを実際に実現するのはハードルが上がり、難しくなります。
それを突破する実現力、実行力が素晴らしいと感じました。
思い込みの訂正
100mを10秒で走れる人を見たら、「人間は100mを10秒で走ることが可能」と理解できるようになります。
人間の運動性能の上限を知ることで、100m10秒を目標に設定することの妥当性がゼロではなくなります。
もちろん、自分と他人では体格などの条件の違いにより、全てを真似することはできません。
せいぜい頑張っても自分は100m13秒ぐらいでしか走れないかもしれません。
しかしそれでも、自分の思い込みによって「人間は100mを13秒でしか走れない」と勘違いしていた場合は、誤謬が訂正されることによって、目標をもっと良いものに変えていくことができるようになります。
1マイル4分の壁
1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミが1マイル4分10秒3の記録を樹立。それまで37年間も破られずにいた記録を2秒も更新する驚異的な世界記録だった。もうこれ以上の記録は出せないだろうと専門家は断言し、1マイル4分を切ることは人間には不可能というのが世界の常識とされていた。世界中のトップランナーたちも「1マイル4分」を「brick wall(れんがの壁)」として「超えられないもの」と考え、エベレスト登頂や南極点到達よりも難しいとさえ言われていた。
しかし、オックスフォード大学医学部の学生であったバニスターは、トレーニングに科学的手法を持ち込み、自分のコンディションを科学的に分析した。そして、2人のチームメイトをペースメーカーにして4分の壁を破った。
46日後の1954年6月21日、フィンランドのトゥルクで、ライバルだったオーストラリアのジョン・ランディが3分58秒で走り、バニスターの記録は破られた。その後不思議な事に、1年後までにランディを含め23人もの選手が「1マイル4分」の壁を破った。最初から絶対無理だと決めてかかっていたことが原因で、実際に記録を破る力があっても力を出し切れないまま失敗していたのである。この事例は、メンタルトレーニングの分野でよく取り上げられる。
心理的な壁は、スポーツの分野だけでなく、日常茶飯事でたくさんあります。
量子コンピューターの開発なんて難しくて無理だろうと思い込んでいても、実際には達成していく人が存在しているのです。
実際、自分には無理だと思いますが、それでも他のIT分野なら、「もうちょい頑張ればできそう」と思えることは多々あります。
その意味で、こういった人達の活躍や成長を知ると、(それよりも簡単なことなら)「自分にもできるはず!」と勇気付けられ、感動したので思わずブログにメモ(笑)
成長の秘訣
ブックマークコメントを見てみましょう。
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
htmlから始めてなんでこーなるんだ!? 超人か!
2019/03/09 20:38
マジそれ。本当それ。「どーなってんの!?」という驚きしかない、みたいなw
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
なんでそこからそこに繋がるんだ……の連続。「できることをやる」じゃなくて出会った仕事を「できるようになる」レベルの人。
2019/03/09 22:49
「プライベートでは一切プログラミングしたくない」というプログラマーはいるのか? - JavaScript勉強会
この「やりたいこと」「やるべきこと」「できること」の3つは、「Will・Can・Mustの輪」と呼ばれています。
この図でいえば、「できること」が、急速に拡大している印象があります。
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
"世界で競争するにはたくさん働くというよりもたくさん勉強するというのが大事になってきます。論文を読んで実装して自分で論文を書く。"
2019/03/10 07:42
できることを拡張していくための秘訣は、「量より質」ってかんじでしょうか?
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
淡々と書いてるけどひとつひとつの行間凄いんだろうな…
2019/03/09 20:29
Qiitaの記事ではサラッと書かれているけど、詳細な部分を聞いてみたいですね。
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
"当時ゴールドマンを辞めた友達も誘って一年ひたすら金融工学とシステムについて学ぶ"はい、ここです。ここなんです/仕事ベースなのだろうけど研究というか、探求心というか、ものすごいんだろうなぁ
2019/03/10 08:31
「探究心」かー。やっぱ、そうですよねー。
自分に興味の持てる分野でしか、探究心駆動の開発はできないですよね?
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
MDRの発表では山梨大学と共同研究とのことで、マジで汎用量子コンピューターらしい……。この人、先々月に「スピン角運動量」ってなんだ?みたいな勉強(<a href="https://blog.blueqat.com/post/2086" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://blog.blueqat.com/post/2086)してるよ。どういう順序なの!?
2019/03/10 01:40
何がわからないのか?
正直、量子化学の1から10まで何もかもが理解できません。しかし、仕事で量子コンピュータを行なっている以上わからないでは済まされないのです。1ヶ月で極めるべく基礎から学んでいきます。。。全てがわからないので、片っ端から学びます。とにかく化学が苦手です。今日は久々疎外感を感じまして、そろそろきちんと理解をして置こうと思います。
分からないことを素直にリストアップして、一つずつ丹念に調べ上げていく → そういうスタイルで勉強されているんですね?
これは、いわゆる「パラシュート学習」というやつでしょうか。
パラシュート勉強法とは
野口悠紀雄氏が書籍『「超」勉強法』で提唱した勉強法。
一言で言うと、「必要なときに必要なことを勉強する」ということ。
プログラマーの間では「遅延評価勉強法」とも呼ばれています。
たとえばプログラムを勉強するときに、「書籍を1ページ目からやる」のではなく「2ch型掲示板が作りたいから必要なところを勉強する」のが遅延評価勉強法になります。
必要なことを必要な時に学ぶだけ → 知識の吸収が無駄なく効率的なんでしょうね?
才能の発揮
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
アメリカと中国が国家プロジェクトとして巨額の資金をかけている中で数十分の1の予算で戦ってるのは凄みがある。/中国は量子コンピュータを1兆円の国家事業として取組んでますよ。これ日本が先鞭だったのにねぇ。
2019/03/09 21:23
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
へ?日本で量子コンピュータのハードを作ってる会社があるの?社員20人以下の会社で??人材を全く募集してる感じが無いのは、関連領域の人はだいたい友達だから、みたいな?
2019/03/09 22:23
量子コンピュータエンジニア始めて5年が経った - Qiita
建築スタートでウェブ屋通って量子コンピュータてどうなってんの
2019/03/09 22:31
分野は違っても、「ちょっと自分も頑張ってみよう!」と思えました。
みんなでそれぞれの舞台に立って、夢を実現できたらいいね!