スタートアップが失敗する確率は93%
起業して成功する確率は7%という話がありました。
アメリカの起業家養成スクール「Yコンビネーター」の創業者、ポール・グレアム氏によれば、スタートアップの成功は7%しかなく(成功の定義は最低40億円以上の企業価値をつけること)、DropboxやAirbnbなどのように大化けする確率は0.3%ほどしかないそうです。
スタートアップの創業者は一生分の労働期間を数年間に圧縮する必要があり、ゆっくり40年間働く代わりに、4年間限りなくハードに働く気持ちで創業しなければなりません。
日本のサラリーマンは、生涯収入の平均が2億円から3億円と言われています。
それを40年かけて得るのか、4年で得るのかの違いですね?
同じ金額を得るにしても、年収が10倍になれば、働く期間は1/10で済みます。
ベンチャー企業は経済的にも、自分の自由のためにも、「もっと働きたい」と主張する手段であり、会社を立ち上げたら「どれだけの時間働く必要があるか」は競争相手が決めることになりますが、最終的に行き着くところは「できるだけ多くの時間働く」しかないのではないでしょうか。
「仕事量=時間×密度」という公式で考えると、確かに時間に比例して仕事量(成果)は増えていきます。
しかし、一定の時間内でも密度(集中度)を上げれば、仕事量(成果)を増やすこともできます。
単純に時間だけ長くすれば良いという話ではないでしょう。(時間以外にも考慮すべき要素はある)
Yコンビネーターの創業者、ポール・グレアム氏は次のように述べています。
「これまでに成功したスタートアップはみな、一切脇見をしないチームだった。寝る、食う、運動する以外はプログラミングし通しだった。」
ポール・グレアム「当たり前のことかもしれないが、成功する7%に入りたければ、寝る、食う、運動する以外はプログラミングの時間なんじゃないのかい?」
結果を出すためには、やはりそれだけの集中力が必要ということですね?
ずっと集中し続けるのは大変なので、ちゃんとメリハリをつけて、休憩と集中を繰り返せば、普通の人でも実行できるはずです。
Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール
- 作者: ランダル・ストロス,滑川海彦,高橋信夫,TechCrunch Japan翻訳チーム
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7%という数字を小さいと見るか、大きいと見るか?
宝くじと比べたら、遥かに大きいですねw
100%を7%で割れば、14.2857142857…なので、ロシアンルーレットの場合なら、15回に1回の確率で当たりが出ます。
堀江 貴文 SNS media & consulting K.K. Founder
2015年03月28日
何度でも成功するまでやり直せる
西村 創一朗 株式会社HARES 複業研究家/HRコンサルタント
2015年03月27日
逆に7%、14人に1人は成功するってことじゃん。学校のクラスで言えば、クラスで3人くらいは成功者が誕生することになる。しかも、起業に失敗したところで死にはしない。起業経験を持っていた方が就職に有利なケースも多い。
宝くじを当てるよりは、自分でコントロールできる部分が大きいので、スタートアップは何度でもチャレンジしてみたら良いと思います。
(まずは、手堅く副業から着手?)