GitのリポジトリーをローカルPC上に作る
今日は、バージョン管理システムのGitを練習してみます。
Gitでリポジトリー(更新履歴の貯蔵庫)を作る方法を学びます。
教科書は「わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」という本です。
SECTION 04 リポジトリを作ろう
(p.54)
SECTION 04の内容は、Web版でも閲覧できます。
リポジトリーの設置場所
Gitのリポジトリーは、設置場所によって「ローカル」と「リモート」の2種類に分類できます。
(参考)履歴を管理するリポジトリ【Gitの基本】 | サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜 | どこでもプロジェクト管理バックログ
ってことですね。
SourcetreeでGitのローカルリポジトリーを作る
ここでは、自分のパソコンで使うローカルリポジトリーを作成してみます。
(1) Gitで管理したいフォルダを用意
Cドライブに「sample」というフォルダを用意してみました。
(2) Sourcetreeを起動
(3) メニューから、[ファイル] → [新規 / クローンを作成する]をクリック
(または、[Create]というボタンをクリックします。)
(4) 「Create a repository」画面で、[参照]ボタンをクリック
Cドライブに作った「sample」フォルダを選択します。
(5) [作成]ボタンをクリック
(6) 「出力先ディレクトリのエラー」という画面で、[Yes]ボタンをクリック
The destination path C:\sample already exists.
Do you wish to continue and create a repository in this folder?
宛先パスC:¥sampleはすでに存在します。
続行して、このフォルダにリポジトリを作成しますか?
…と聞いてきますが、ユーザーがうっかり間違えて、使ってはいけないフォルダを指定していないか?念のため確認してくれているんだと思います。
ここでは問題ないので「Yes」で進みます。
(7) ユーザー情報を入力
ユーザー情報の入力画面が出てきたら、フルネームとメールアドレスを入力して、[OK]ボタンをクリックします。
(ここでは、テスト用に適当な文字列を入力しています。)
(8) 「sample」リポジトリーの作成完了
まだ中身は空っぽですが、「sample」というフォルダに、リポジトリーが作成されました。
Sourcetreeの画面左上にあるタブにリポジトリー名の「sample」が表示されています。
Cドライブの「sample」フォルダ内を見てみると、「.git」というフォルダが作成されています。
この「.git」フォルダが、Gitのリポジトリーです。
これでリポジトリーの用意ができました。
今後は、「sample」フォルダ内で、ファイルやフォルダの作成/更新/削除を行い、作業の区切りが良いところで、Gitで更新履歴を保存すればOKです。
まとめ
- Gitのリポジトリーは、ファイルやフォルダの更新履歴の貯蔵庫
- Gitのリポジトリーは、「.git」というフォルダの中に格納される。
- Sourcetreeで新規リポジトリーを作成するときは、Gitで管理するフォルダを指定して、その中に「.git」を用意している。
自分のパソコンにリポジトリーを作ったので、これからの作業は更新履歴をGitで管理できます!
次回は、新しいファイルやフォルダを作って、実際にGitで更新履歴を管理してみたいと思います。
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉
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