JavaScript勉強会

JavaScriptの学習日記

Webサイト制作の学習マップ

プログラミングの初心者が、短期間でWebサイトの作成方法を学ぶには、どのような順番で勉強していけば良いでしょうか?

今回は、基本となる技術要素を検討してみます。

Webサイト制作に関わる知識はたくさんありますが、まずは基本となる骨格を作り、さらに周辺の知識を肉付けしていけば、時間の短縮になると思います。

 

 

分類の方法にも拠りますが、Web開発には主に3つの分野/技術要素があります。

 

  1. Webデザイン
  2. Webプログラミング
  3. Webサーバー管理

 

それぞれに必要となってくる知識を見てみましょう。

 

 

 

 

 

1周目:基本

1周目のWebデザイン

主にWebページの見た目を作る作業に注目してみます。

 

  1. HTML
  2. CSS

 

まずは、HTMLとCSSを学び、Webページを作れるようにします。

 

 

 

 

 

 

1周目のWebプログラミング

LAMPスタックで手軽に始めてみましょう。

 

  1. XAMPPやMAMPの利用
  2. PHP
  3. MySQL
  4. Apache

 

 

 

 

 

 

1周目のWebサーバー管理

Webサーバーは、設定が少ないものから始めて、徐々に設定が多くなるものへとステップアップしていけばスムーズに学べます。

最初はフルマネージドサーバーから始めて、2週目以降にVPSクラウド、オンプレミス(自前のサーバー)も用意できるようにすればOK。

 

  1. ドメイン名の取得
  2. レンタルサーバーの用意
  3. SSL
  4. FTP

 

2周目:肉付け

1周目で扱わなかった内容を徐々に追加していきましょう。

 

2周目のWebデザイン

  1. Adobe Photoshop
  2. Adobe Illustrator

 

PhotoshopIllustratorを学び、画像パーツなどを用意できるようにします。

PhotoshopIllustratorは有料ソフトですが、他の似たような無料ソフトでもOK)

 

 

 

 

 

2周目のWebプログラミング

2周目では、WordPressなどのCMSや、JavaScriptを学びましょう。

 

  1. WordPress
  2. JavaScript
  3. Vue.js

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2周目のWebサーバー管理

自分でWebサーバーを構築/管理できるように、Linuxやネットワーク技術の基本について学びましょう。

 

  1. Linux
  2. bash
  3. ネットワークの基本知識(TCP/IPDNSなど)
  4. VPS

 

 

 

 

 

 

 

3周目

3周目以降は、他の関連技術やツールの使い方をどんどん肉付けして増やしていきましょう。

 

  1. Git
  2. Docker/Kubernetes
  3. AWS
  4. JavaScriptのエコシステム(Node.jsなど)

 

細かく列挙していくと、きりがないですね。

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの項目を1日程度でカバーできる範囲にまとめ、まずは概要をつかみ、その後詳細を深掘りしていくスタイルにしないと、時間がかかってしまいますね?

 

JavaScriptだけでなく、関連知識を学ぶためのカリキュラムと教材を再検討してみたいと思います。