Webサイト制作の学習マップ
プログラミングの初心者が、短期間でWebサイトの作成方法を学ぶには、どのような順番で勉強していけば良いでしょうか?
今回は、基本となる技術要素を検討してみます。
Webサイト制作に関わる知識はたくさんありますが、まずは基本となる骨格を作り、さらに周辺の知識を肉付けしていけば、時間の短縮になると思います。
分類の方法にも拠りますが、Web開発には主に3つの分野/技術要素があります。
- Webデザイン
- Webプログラミング
- Webサーバー管理
それぞれに必要となってくる知識を見てみましょう。
1周目:基本
1周目のWebデザイン
主にWebページの見た目を作る作業に注目してみます。
- HTML
- CSS
まずは、HTMLとCSSを学び、Webページを作れるようにします。
1周目のWebプログラミング
LAMPスタックで手軽に始めてみましょう。
1周目のWebサーバー管理
Webサーバーは、設定が少ないものから始めて、徐々に設定が多くなるものへとステップアップしていけばスムーズに学べます。
最初はフルマネージドサーバーから始めて、2週目以降にVPSやクラウド、オンプレミス(自前のサーバー)も用意できるようにすればOK。
2周目:肉付け
1周目で扱わなかった内容を徐々に追加していきましょう。
2周目のWebデザイン
PhotoshopとIllustratorを学び、画像パーツなどを用意できるようにします。
(PhotoshopやIllustratorは有料ソフトですが、他の似たような無料ソフトでもOK)
2周目のWebプログラミング
2周目では、WordPressなどのCMSや、JavaScriptを学びましょう。
- WordPress
- JavaScript
- Vue.js
2周目のWebサーバー管理
自分でWebサーバーを構築/管理できるように、Linuxやネットワーク技術の基本について学びましょう。
3周目
3周目以降は、他の関連技術やツールの使い方をどんどん肉付けして増やしていきましょう。
- Git
- Docker/Kubernetes
- AWS
- JavaScriptのエコシステム(Node.jsなど)
細かく列挙していくと、きりがないですね。
それぞれの項目を1日程度でカバーできる範囲にまとめ、まずは概要をつかみ、その後詳細を深掘りしていくスタイルにしないと、時間がかかってしまいますね?
JavaScriptだけでなく、関連知識を学ぶためのカリキュラムと教材を再検討してみたいと思います。