【JS学習マラソン】第10回 1.2.7 演算子
JavaScript学習マラソンの第10回は、
「現代の JavaScript チュートリアル」パート1の2.7「演算子」です。
演算子 https://ja.javascript.info/operators
を読んでみます。
演算子とは?
演算子の多くは既に学校で学んでおり、よく知られています。加算 +, 乗算 *, 減算 - などです。
演算子(えんざんし、英: operator symbol, operator name)は、数式やコンピュータプログラミング言語などで、各種の演算を表わす記号・シンボルである。
演算が作用する対象のことを被演算子(operand; オペランド、被演算数、引数)という。
たとえば、n と 3 との和を表す式 "n + 3" において、"+" は演算子であり、その被演算子は "n" と "3" である。
演算とは?
1 計算すること。
演算子って、足し算とか引き算の記号のことですね。
「+」とか「-」とか、何かの操作、作用を表す記号が演算子です。
1 + 2 と書いた場合、
となります。
人間の言葉で「たす」とか「ひく」と書く代わりに、記号で「+」とか「-」とか書くと、短く簡潔に書けて、書くのが簡単になります。
プログラムを書くときも、算数と同様に、言葉の代わりに記号で書いて、簡潔に書けるようになっています。
JavaScriptにも演算子が、いろいろ用意されています。
- +
- -
- *
- /
- =
- %
- **
- ++
- --
他にもいろいろな便利な演算子が用意されているので、一度MDNのドキュメントで確認しておけばOKだと思います。
演算子の優先順位
演算子には優先順位が付けられています。
長い式とか、複雑な場合は、カッコなどを付けて、分かりやすく書いた方がいいかも?
学校で学んだように、式 1 + 2 * 2 の場合、私たちは加算の前に乗算をすることを知っています。それがまさに優先順位です。乗算は加算より より高い優先順位 です。
丸括弧はどの優先順位よりも優位に立つので、もとの優先順位が不適当であれば丸括弧を使います。たとえば (1 + 2) * 2 のようにです。
演算子の優先順位の一覧表
カンマ演算子
カンマ演算子というのもありますが、分かりづらくなるので、なるべく使わない方がいいようです。
より複雑な構造において、1行で複数のアクションを書くときに使用される場合があります。
例:
このようなトリックは多くのJavaScriptフレームワークで利用されているため、ここで言及しています。
しかし通常それらはコードの可読性を下げます。
なので、そのように書く前によく考えるべきです。
順次演算子(じゅんじえんざんし)もしくは順次評価演算子 (sequential-evaluation operator) と呼称されることもある。
まとめ
- 演算子は、各種の操作(計算など)を表す記号のこと。
- 演算子で操作する対象を「被演算子」(オペランド)と呼ぶ。
- 演算子には、優先順位がつけられている。
- 長い式を書くときは、分かりづらくなるので、丸カッコ()で囲むなど、書き方に気を付ける。
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