Ubuntuでnodebrewをインストールする方法
Ubuntuのテストサーバーにnodebrewをインストールしてみます。
nodebrewは、Node.jsのバージョン管理ツールです。
nodebrewのインストール方法
Ubuntuのバージョンは、18.04LTSです。
curlコマンドを使う場合
Ubuntuのコンソール画面で、次のコマンドを入力します。
wgetを使う場合
これでうまくいかない場合は、別の方法で試してみます。
(いったん、Perlのスクリプトファイルをダウンロードする。その後Perlで実行する。)
Windows10上にVagrantで入れたUbuntuの場合、仮想マシン内部から外部へのインターネットアクセスがおかしくなる場合があるようです。
その場合は、仮想マシンを再起動すると、うまく外部へアクセスできるようになります。
おそらく、 resolv.conf の中で、「このファイルはその他もろもろによって自動生成されるよ」と書いてあること、また、デフォルトの nameserver はおそらく VirtualBox が提供している DNS を利用しているのではないか、と考えていて、だとすると VirtualBox (もしくは vagrant の設定)が、これを書き換えているのかな、と思っています。
vagrantを再起動した所、正常に動作しました。
手動でダウンロードする場合
これでもうまくいかない場合は、手動で強制的にダウンロードします。
(なんか、git.ioにアクセスする段階で、うまくアクセスできてないかんじ? →「 Could not resolve host: git.io」とかエラーメッセージが表示される場合があります。)
Webブラウザーに「http://git.io/nodebrew」というURLを入力すると、「https://raw.githubusercontent.com/hokaccha/nodebrew/master/nodebrew」というURLにリダイレクトされました。
このページを見ると、なんかPerlのスクリプトファイルが表示されています。
この内容を「nodebrew.txt」等の名前でダウンロードします。
(拡張子は無くてもOKだけど、付けるなら「txt」じゃなくて「pl」とかの方が後でわかりやすいかも?)
ダウンロードしたファイルの文字コードを「UTF-8」にして、Ubuntuサーバーのホームディレクトリなどにコピーします。
Perlスクリプトの実行
念のため、UbuntuにインストールされているPerlインタプリタ―のバージョン確認
nodebrewのインストールに成功したら、以下のようなメッセージが表示されました。
nodebrewコマンドのパスを通す
nodebrewのコマンドを使えるようにするため、パスを通しておきます。
ホームディレクトリにある設定ファイル「.profile」や「.bashrc」をviエディター(vim)で開いて、以下の行を追記します。
とりあえず、ここでは「.profile」の最後の行に追記しておきます。
保存した後、設定ファイルの再読み込みを行ないます。以下のコマンドを入力。
viエディターで設定ファイルを編集するのではなく、コマンドで追記する場合は、以下のコマンドを入力します。
このとき「>>」を間違えて「>」と書くと、設定ファイルの内容が全部上書きされて、以前の内容が消えるので注意が必要です。
(慣れないうちは、間違い防止のために、エディターで編集しておく方が無難?)
nodebrewのバージョン確認
「nodebrew」というコマンドを打つと、nodebrewのバージョンなどが表示されます。
ついでに、Node.jsもインストールしておきましょう。
Node.jsのインストール
Node.jsの最新版のバージョンを公式サイトで確認してみます。
2019年1月時点では、Node.jsバージョン10.15.0が推奨版になってました。
とりあえず、これを入れてみます。
nodebrewでNode.js 10.15.0をインストールします。
これで、Windows10のVagran上のUbuntuに、nodebrewを使って、Node.jsをインストールすることができました。
参考
nodebrewの情報は検索でたくさんヒットしました。
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「Webプログラミングが面白いほどわかる本」の第4章(241ページ)「Node.jsのインストール」も参考にしました。